第1152回 両手あわせて 〜左手は私 右手は仏さま〜

 平成27年 2月19日〜

左手は私、右手は仏さま 

両手あわせてナモアミダブツ


両方の手を胸の前で合わせることを「合掌」といいます。
みなさんは、どんなときに合掌しますか。

お墓やお仏壇の前で合掌する人は多いでしょう。
食事の前後に「いただきます」「ごちそうさま」を言うときも合掌しますね。
それから、「ゲーム買って〜」とおねだりするときに手を合わ

せる人もいるかもしれませんね。

インドやタイでは、あいさつするときにも合掌します。

左手は私、右手は仏さまを意味します。
「ナモアミダブツ」と言うときに合掌するのは「私が仏さまにであう」
ことを表しています。


食事のときは、「私のいのちが食べ物のいのちとであう」のです。
あいさつするときは、「私とあなたがであう」のです。


 合掌することは、相手を深くうやまい感謝するということです。
みんなで合掌すれば心がおだやかになり、ケンカにならないかもしれませんね。

                      (まえだ すみよ)


            親子で読める「ほとけさまのお話」より

         


           私も一言(伝言板)