私達が出会った8年前
私達には それぞれ別のパートナーがいました
ビートパパには 奥さんと3人の子供という家庭
私には ずっと付き合いをしていた彼
その頃私は 仕事が一番おもしろくなってきた時で
責任のあるポジションにつき
東京と福岡を日帰りで出張しながら
バタバタとした生活をしていました
1日の大半を人と会い 話をする毎日
仕事を終え会社を出るのは いつも10時を回っています
これから明日 起きるまでのわずかな時間が
私の時間でした
真っ直ぐ帰宅すれば 仕事のイライラやストレスを
そのまま持ち帰ってしまい 一番あたりやすい両親に
私のわがままは向きます
それが嫌で 私は深呼吸しに出掛けます。
静かで ジャズの流れるその店は
私のお気に入りの店
その日も 私は最終の飛行機で東京から帰った その足で
この店を訪れました 午前1時過ぎ
店は ビートパパだけ・・・
一生懸命に飛行機の話をする声が 静かな店に染みています
「お客さん2人だけだから 近くに寄れば・・・」
私はビートパパの隣に座りました
低くハスキーな声 スレンダー体系 ニコルのスーツ
私は「あぁこの人は自分が女の人にモテルのをわかってるんだ」
そして 私はこう思ったの
「この人が追いかける女になろうゲームをしょう」
違う自分を演じようと・・・名前も職業も何も教えない
そして 聞かない
別れ際 私はこう言ったの
「あなたは絶対 私を好きになる」
それから5年
これは 守られたの 別々にこの店を訪れるたびに
会うことはなかった マスターに探していたと聞いても
「何も知らない 知らない人だって答えていいよ」
風の噂に聞く 気配だけで お互い 長い時間を通ってきた
こんな狭い街 本当に私に必要な人なら
神様は きっと逢わせてくれる

1月 珍しく大雪
交通が麻痺して タクシーも拾えない
暗くて そして白くて シンシンと降る雪で音もない
5年ぶり 私達は再会した 白い雪の中
1月19日 時計はもうすぐ 午前12時になり日付が変わる
1月20日 私は忘れない
だって その日は私の誕生日
偶然 それでも 私はその時運命を感じた
きっと もう 離れたりしないだろう
ビートパパ46歳 ビートママ27歳
私達の第1歩です