第1130回 アミダさまは ナミダさま ? 〜親と子で読める 「ほとけさまのお話」〜

 平成26年 9月18日〜

 保育園児が本堂でお参りした時のことです。園長先生が、
「みんなは、今お参りをした仏さまのお名前を知っていますか?」
とたずると
男の子が手を上げて言いました。

「ナミダさまかな?」すると他の子が「違うよ。アミダさまだよ」と
教えてくれました。

本当はアミダさまなのですが、ナミダさまというお名前も、なかなか
いお名前のような気がします。


 アミダさまは、私たちがお友達と仲良くしたり、笑顔で遊んでいる時、
涙を流して喜んでくださいます。
また喧嘩したり、いじめられたりして、ひとりぼっちで悲しい時、
心配して涙を流してくださいます。

 アミダさまは、私一人をいつも心配して、うれしい時も悲しい時も、

涙を流して立っていてくださる仏さまです。
ナミダさまというお名前もいいですね。

                  (たつお いちよう)
   
  親子で読める「ほとけさまのお話」より


         


           私も一言(伝言板)