冬の長崎ぶらぶら紀行
年始の忙しさが過ぎると私達の結婚記念日がやってくる。入籍(1月)と挙式(7月)に半年ほどの間があるので年に2回記念日にかこつけ何かやっている。秋からママが『伊勢海老〜』と執着していたので、記念日旅行で「ちょっと海の幸でも食べに行こうか」と長崎行きを決定。久しぶりに散策などしようとちょっと小雨混じり寒い日だったけど朝早くから出発!早くと言っても8時、通勤渋滞を避け、佐賀大和インターから長崎多良見まで一気に高速に乗って行く。
いつも長崎へは寄り道ばかりして行くので高速で行くのは初めて。大村湾が見えると高速からの眺めもなかなかだ。しかも相当早く着いちゃった。ちょっと一息ついて散策しましょうと長崎タウン『浜んまち』へ。しかし10時前でまだどこも開店準備中・・・開いている喫茶店に入った。ここは思案橋近くの『
ツル茶ん』と言う大正14年に九州初の喫茶店として誕生したお店らしい。レトロな店内は妙に落ち着く。ここにあった〜。長崎名物トルコライス。ピラフとナポリタンスパゲティととんかつ、それにカレーがかけてあり、サラダと共に1皿に盛ってある。何故トルコ?和のとんかつ、そして洋食・・・その間がトルコだからなんだって・・・へぇぇぇ〜。他にとんかつとカレーのバリエーションが、チキンカツとホワイトソース、エビフライとホワイトソース、ステーキなどとある。お店によってかなりオリジナリティーがあるようだ。
散策開始〜。まず定番南山手の方から。いきなりタクシーの運転手さんに「新婚さん?」と聞かれ「10年越してます」と口から出なかった。
大浦天主堂から右へ入るとグラバー園へ続く。9つの洋館は当時の生活の様子が見られるよう展示物もあり、またここからの眺めもよい。夜はライトアップもされている。
又グラバー邸周りの石畳の中に『ハートの石』が2つあり、それを見つけてさわると「恋愛成就」するらしい。成就しちゃってるけど見つけたよ〜。証拠写真を・・・あれれれっ!?3つもあったんだけど・・・一番上の写真のが違うのかなぁ?行ったら見つけてね。ヒントは花壇の奥に一つ、眺めのいい所に一つ、最後グラバー邸を後にしたところで一つ。そのうち2つがちゃんとしたハートストーンだよ。
園内にある「自由亭」は日本初の西洋料理店。お店の横に「西洋料理発祥の地」と記してある。現在は喫茶店として利用でき、店内は当時のままになっている。
龍踊りの龍が展示されている。長崎くんちやランタンフェスティバルでお目にかかれる。グラバー園を出る所に『長崎伝統芸能館』があり、その中に色々展示されている。ビデオも上映されているのでお祭の様子も見られる。

フルーツとジューススタンド見っけ!長崎のざぼんのソフトや生ジュースが。さすがにソフトは寒いし・・・ジュースはざぼんの苦味など無く、美味しかった。お店のおじさんによると種類で苦味や癖の無い物があってそれを使っているそうだ。
全日空ホテルグラバーヒルの前にチャンポンの四海楼があるので、お昼ご飯にしよう。てくてく下って行くと、人力車があるよ〜。乗るのはちょっと勇気が必要。
四海楼はテレビでも有名だし、ガイドブックにもまず載っている。
5階がレストランでガラス張りの店内からは長崎の町と港が一望できる。チャンポンはコクのある白濁スープと太い麺が絡む。また具材も一杯なのでボリュームもある。
2階には創業当時からの店内の食器やテーブル、写真などを展示した「チャンポンミュージアム」もある。個室やお土産コーナーもあるので散策途中にひと休みしながらお食事するのによい。
長崎は路面電車で回るのが良さそう。今日は雨も降って寒いから車で回ってるけど、道が狭いし坂もあるし、一方通行も多い・・・おまけに駐車料が高いッ!誘導に引き寄せられて入ったら2時間1000円!?公営は290円と表示があった・・・誘導に惑わされてはいけないと学習したよ。ちゃんと「近くと比べて高すぎる」と笑顔で文句言って払いました。
1月22日〜2月5日湊公園、新地中華街などで開かれるランタンフェスティバル。中国の旧正月を祝うお祭で色鮮やかなランタンが一杯。行ったのが、1月19・20日だったのでまだ準備の真っ最中。中華街の雑貨屋さん「中国貿易公司」にはチャイナドレスも一杯。わんこ用のもあったけど、つくりがちゃちだったので、以前ママが作ったチャイナドレスに合わせて帽子を買っちゃおう。後に三つ編みもついてて可愛いの。ドレスに合わせて赤と紫を欲しかったけど、赤と金と黒とピンクと水色しかおいてなかった・・・
龍の風水ストラップ
7色の派手な龍が可愛い
中華街から湊公園へ出る所にフルーツ大福の双葉屋さんがある。小さめの大福にいろんなフルーツが入っている。おやつに買って行こうと、苺・バナナ・栗・枇杷・姫桃・チョコレートを選んだ。苺とバナナ以外は地方発送もされている。10数種類あるので手土産によさそう。なんたって形が可愛くて小ぶりなんだもんね。お湯呑みと比べると分かるかな・・・
中華街を後にし、夜景スポットで有名な稲佐山へ。夜は寒そうなので今行ってしまえー。ロープウェイに乗りたかったが、ナビの設定をしてしまったのでとっとと登山道路へ入っている。まぁ、いた仕方ない。寒いけどいい眺め。少し晴れ間も出てきたので暖かくなっている。夜景はまた別の季節にしよう。
今回御宿として選んだのは『長崎ニューポートセンターホテル』長崎の中心地からは車で30分ほど掛かる長崎新港のそばのホテルだ。旅行情報誌でお料理に惹かれて決定。外観はちょっと古いけど、お部屋は綺麗で畳も新しく、清潔感がありホテルの方の対応もよい。料理はさすが漁港そばのホテルだけあって満足。私達が選んだのは『海老蟹合戦・鮃コース』写真でよく分からないかしら?蟹みそ・伊勢海老活き造り・黄金ひらめ姿造り・蟹、鮃、車海老のにぎり・茶碗蒸し・鯛の塩焼き・サザエの壷焼き・生タラバ蟹の網焼き・ボタン海老鍋・蟹、車海老、野菜の天ぷら・ウニご飯・香物・フルーツと言う内容。お刺身はもちろん新鮮で甘くてぷりぷりで冬の海の幸は最高。
余談だけど、長崎だから卓袱料理がイイわという時は以前泊まった長崎市街の高台にある、梅松鶴がお薦め。
翌日の朝ご飯で伊勢海老のお味噌汁が出るよ。これで1泊2食9800円だから満足なのよ。部屋食じゃなくて宴会のオッさん達のカラオケも聞こえるけど、ここは妥協。団体さんに当らなきゃいいんだよね〜。
さて、今日はお天気も良くなってるからパパが行きたがってる雲仙・島原へ行こう。かなり距離があるので2時間以上掛かりそう。川平有料道路を通り諫早方面へ。ちょっと通勤の車の波に飲まれてしまったものの、気持ちイイドライブ。
逆光で見えないけど、崖っぷちの『愛野展望所』て゜車を止め地場の野菜でも買っちゃおう。長崎は赤ジャガあり、ホクホクで美味しいの。フルーツトマトや苺やぽんかんとほとんど100円。ついでに昔懐かしいアイスクリンと言うようなちょっとシャーベットっぽいアイスも。へらで薔薇の花みたいに盛ってくれたので写真撮ったけど、これじゃあ全然わかんないじゃーん!ちなみにここは天皇陛下も立ち寄られたと記念碑がある。
それでもってお土産とひと休みと言うことで少し先の千々岩展望台へ。ここはお土産も揃ってて、長崎カステラの製造工程も見られるし、「じゃがちゃん」とい人気のおやつがある。ホクホクおジャガにちょっと甘めの衣を付けて揚げてるんだけど素朴で美味しいよ。
右の写真の2本のフェニックスの間に薄く見える山が『雲仙普賢岳の噴火で出来た平成新山』。雲仙国定公園となる雲仙岳から橘湾まで一望できる。橘湾は九州でも西になるので夕日がとっても綺麗。橘湾の前には小浜温泉街があるので夕暮れ時に露天に入るのがお薦め。立ち寄りできるし、貸切できる所もあるよ。下のパノラマ写真は千々岩展望台からデジカメで撮った3枚を合成した物。影は気にしないでね。
お土産やさんの中にあれれっ!ムツゴロウがいるっ。コミカルでちょっと不細工なこの魚は有明海にだけいるハゼの仲間。佐賀のお土産や有明海の珍味として知られているが、まさかこんな所で生きてるこいつに会おうとは・・・干潟で泥まみれでいるのでこんな綺麗な姿でいるのは初めて見た。
国道57号線を走り、雲仙温泉街へ。雲仙地獄やビードロ美術館、雲仙麦酒館、駄菓子屋さん博物館など温泉巡りしながら廻れる所がある。この時期雪で通行止めになる場合もある。この日は一部(仁田峠)だけだったので、そのまま島原へ行けた。国道251号沿いの道の駅『みずなし本陣ふかえ』へ到着。おすすめステーキランチ(980円}でお昼にし、お土産を見たり、「大火砕流体験館」で平成2年の普賢岳噴火がよみがえる。右の山が噴火した普賢岳。この遠さなのにここまで火砕流来たんだって。だってなんとこの一部には『土石流被災家屋保存公園』には土石流が流れ込んだ家がそのまま埋まっているのを保存して見られるようになっている。避難勧告が出ていたから人は被害に遭っていないけど、自分の家がこんなになるなんて想像つかないのに、目の前にその現実がある。自然の脅威だ。ここから少し離れた所に『雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)』がある。ここの体験コーナー・平成大噴火シアターは、映像と連動し、床が動き熱風まで出てくる。被災された人は『二度と思い出したくないもの』だろうけど報道でしか知らない者にとっては、やはり体験する事により感じる大きな物がある。これらの収入の1部は復興に対しての寄付にもなるそうなので、役立てて欲しいなぁ。
それから城下町の島原を回り、島原半島を周遊すると可愛い看板発見。園芸とペットのお店のものだけど、キャバが描いてある〜とシャッターを押しちゃった。
このフルーツたちは何?諫早から佐賀方面へ国道207号を走ってると突然出てくる。長崎と佐賀の県境、小長井町辺りで道路沿いに建ってるのがバス停の待合所なのだ。なかなか可愛いでしょ?これを過ぎて佐賀入ると間もなく蟹で有名な竹崎へ。ワタリガニはまたまた美味しいんだよね。ママは蟹を食べる時すんごく大人しくなる。友達と行っても蟹が出て食べ終わるまでみんなでだんまり。ちなみにチーズフォンデュ食べに行った時は喋ってる間にチーズから焦げ臭い臭いが・・・お店の人が飛んで来た・・・ごめんなさい店中香ばしい匂いにしちまって・・・と話が横道に反れてしまったけど、今回は蟹ではなく、立ち寄り湯で竹崎に寄ったんだ。蟹御殿という旅館が本館と別棟で温泉と牡蠣焼き小屋をオープンされた。有明海に面した温泉はその名も『有明海の湯』
小石や檜など露天や半露天が幾つかあるが今回は岩の露天に決定。外はそのまま海〜。開放感があってイイ気持ち。こんなとこで朝風呂って良さそう。入った時はまだ明るかったけど1時間のうちにとっぷり日が暮れてイイ感じに。左の写真を見比べると、灯りでちょっと感じが変るでしょ?ぽかぽか温泉で海風も気持ちイイ。右下が脱衣所兼お部屋なんだけど、和のいいテイストなのよー。入口の扉が小さいと思わない?お茶室の入口みたいに身体かがめて入るんだけど、お忍び部屋みたいでまた気に入ってしまった。ここはみんなお部屋が違うのでみんな制覇したいなぁ。一日の疲れをとってひと休みし、帰路に付く。
帰宅したら4匹のお帰り攻撃。しばらく遊んで早速お土産のチャイナ帽を被せて写真撮影。みんな嫌がって取るんじゃないかと思ってたけど、意外や意外・・・ちゃんと被ったまま大人しくモデルしてくれたよ。
モカ
アリス
しおん
今回のお店情報
ツル茶ん 
長崎市油屋町2−47
рO95−824−2679

四海楼
長崎市松が枝町4−5
рO95−822−1296

双葉屋
長崎市新地町8−12
рO95−823−8581

中国貿易公司
長崎市新地町10−14
рO95−823−3222
グラバー園
長崎市南山手町8-1
рO95−822−8223

大浦天主堂
長崎市南山手町5−3
рO95−823−2628

長崎ニューポートセンターホテル
長崎市京泊2−9−2
рO95−850−4008

長崎梅松鶴
長崎市浜平2−14−1
рO95−821−8859
千々岩観光センター
南高来郡千々岩町丙160
рO957−37−2254

みずなし本陣ふかえ
南高来郡深江町6077
0957−72−7222

雲仙岳災害記念館
島原市平成町1-1
рO957−65−5555

蟹御殿・有明海の湯
藤津郡太良町大浦向山
рO954−68−2260