「ためになる佐賀弁講座」TOP

佐賀弁講座その69



追い出す

佐賀では、「追い出す」ことを「かすくいだす」といいます。

〔例〕「よめごば、かすくいだす。」(嫁を追い出す。)


ご飯の盛り方

佐賀では、「お釜やお櫃にあるご飯をこそぎ落とすようにして盛る」ことを、「かすっ」といいます。

また、そうやって盛ったご飯を「かすいめし」といいます。

我が家では、長男である兄が優遇されていて、食事の時にご飯の残量が少なくなると「総領息子に、かすいめしば食わすっきでけんけん、あんたちょっとよしめときんしゃい。」と、わたしの食べるご飯の量が制限されることがありました。

「かすいめし」を食べると出世しないそうで・・・


おまけ

佐賀では、「物を多く渡すこと」「おまけする」ことを、「かてとく」といいます。

〔例〕「こいばかてとくね。」(これをおまけしておくね。)

    「こいばかててくんさった。」(これをおまけしてくれた。)


嗅ぐ

佐賀では、「嗅ぐ」を「かずむ」といいます。

わたしの両親は「かずむ」はあまり使わず、「ちょっと匂いを嗅いでみて」というときは「ちょっと匂いばきゃーでん」といいます。


値打ちがない

佐賀では、対価に見合った「値打ちがない」ことを「がとなか」といいます。

佐賀では、地位に見合った「人格ではない」人のことも「がとなか」といいます。


返す

佐賀では、「返す」または「帰す」を、「かやす」といいます。

「返る」というときは「かやっ」といいます。

また、「ひっくり返る」ことも「かやっ」といいます。

1999.10.25

その68へ|その70