佐賀では、「かがむ」を「かごむ」といいます。
また、「服役する」ことも「かごむ」といいます。
[例]「槇原敬之は、初めてやっけん、かごまんちゃよかろうもん」
(槇原敬之は、(罪を犯すのは)初めてだから、服役しなくていいでしょう)
佐賀では、「荒々しい」または「粗暴な」ことを、「ばっしゃーか」といいます。
物の扱い方が乱暴な時にも使います。
[例]「ばっしゃーかけん、茶碗どま、バチバチ割いなっ。」(乱暴だから、茶碗なんか、バチバチ割られる。)
佐賀では女性が他人の悪口とか陰口を言う時、語尾が「○○しなっ=○○される」となり、敬語表現になることが多いです。
佐賀では、「バラバラに壊れる」ことを「ばらいすっ」といいます。
また、「ばらい」を「とても」という意味で使う人(若い人が多い)もいるようです。
先日、ミスタードーナッツの前で、女子高校生が雨に濡れた自分の自転車を見て、「ばらい濡れとっ!」と言っているのを見ました。
わたしは、「がばい」は使いますが、「ばらい」は使いません。
家の洋風化が進み、最近では、卓袱台のある家庭も少ないようです。
佐賀では、「食卓」「卓袱台」を「はんじゃー」といいます。
また、「ひっくりかえす」を、「ひっちゃんがえす」または「ひっくんがえす」といいます。
わたしは、「ひっくんがえす」を使っていますが、わたしの父は「ひっくんがやす」、母は「ひくがえす」といっているようです。
「ひっくりかえる」というときは、わたしの場合「ひっくんがえっ」、父は「ひっくんがやっ」、母は「ひくがやっ」といっています。
どれを使った場合もちゃんと通じます。
ちなみにわたしの父は、『巨人の星』の星一徹に似ていますが、さすがに「はんじゃーばひっくんがや」したことはありません。
佐賀では、「おはぎ」を「はんごろし」といいます。
おはぎを作る時に、炊き上がったもち米を、餅をつくほどではないくらいに、軽くつくことからきているようです。
年輩の女性でも最近ではほとんど使っていないようです。
1999.08.31