佐賀では、「贅沢すぎる」ことや「過分である」ことを「みそごいか」というそうです。
我が家では、自治会で集めるお金はけちるくせに、自治会の行事の打ち上げなどでは率先して飲み食いするような根性の人を「みそごいか」と言っています。
佐賀では、「貧困の中で子供を多く抱えて育てること」を「みだれおーし」といいます。
「おーし」は、第44回で紹介した「おーす=育てる」が名詞形になったものです。
わたしの両親は、「みだれごーし」と発音しているようです。
佐賀では、「見苦しい」ことを「みたんなか」といいます。
これは現在もよく使われている言葉です。
容姿を形容する時にも使います。
佐賀では、「目をみはる」または「びっくりする」ことを「めのづっ」と言うそうです。
目が飛び出るほどびっくりしたという意味なのでしょうが、我が家ではほとんど使いません。
「めのづっ」に似た言葉に「みのづっ」がありますが、これは父がよく使う言葉で、「冗談が本気になって泣く目に合う」という意味です。
姪と甥が姉弟けんかをしていると、「たいてぶんにせんぎ、みのづっじゃ」(ほどほどにしておかないと泣く目に合うよ)と仲裁しています。
佐賀では、「参る」を、「みゃーっ」といいます。
「はかみゃーすっ」(墓参りをする)などと使います。
「仏様を拝む」と言う時も「ほときさんにみゃーっ」というふうに使います。
また、あまり品のいい言い方ではありませんが、「人が亡くなる」ことも「みゃーっ」ということがあります。
1999.06.24