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佐賀弁講座その24

仕返し

佐賀弁では、「仕返し」を「うってがえし」といいます。

この言葉も年輩の人が使う言葉で、わたしは全く使いません。


自暴自棄

佐賀弁では「自暴自棄」を「えーくそばら」といいます。

わたしの父が使うときは、「やけくそ」というニュアンスを含んでいます。

また、これに似た言葉で「じっとばらかく」という言葉があります。

この言葉は、「意固地になる」という意味です。

佐賀弁では、「怒る」ことを「はらかく」といいまして、「じっとばらかく」は「じーっとしているが怒っているぞ」もしくは、「じとじと、湿っぽく怒っている」というイメージではないかと思います。


酒飲み

佐賀弁では、「よっぱらい」を「えーくりゃー」「えーくらい」といいます。

また、「大酒のみ」のことを「うーざけくりゃー」といいます。

この場合の「うー」は「大(おお)」のことです。

ちなみに、わたしの父は「台風」のことを「うーかぜ」と言ったりします。

法律では禁止されているらしいのですが、わたしが子供の頃、実家の近所の酒屋では、お客に「店頭飲み」をさせていました(それも真っ昼間から)。この「店頭飲み」のことを佐賀弁で「かくうち」といいます。下戸の父は、「あいどんは、しごたぁせじ、かくうちばっかいしよっ」と言っていました。

わたしは「かくうち」の意味がわからず、酔っぱらって碁でも打ってるのだろうか、と思っていました。


放蕩者

佐賀弁では、「放蕩者」を「すたぼー」といいます。

わたしは子供の頃から、「えやしき、むえてでん、土地なっとんのこっばってん、すたぼーごのおっぎ、敷石までのーなっ」と口やかましく躾られ、現在のような堅物に育ったのでした。

「えやしき、むえてでん、土地なっとんのこっばってん、すたぼーごのおっぎ、敷石までのーなっ」

訳:家(屋敷)が燃えても土地だけでも残るが、放蕩者の子供がいたら、敷石まで(土地、家も全部)無くなる

1999.02.10

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