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佐賀弁講座その23

今回は佐賀のことわざ、言い回しについて紹介します。


佐賀のことわざ(1)

“安物買いの銭失い”という言葉があります。

安い物は傷みやすく、結局すぐ買い換えることになってしまう。

高くても良い品物を買った方が、長い目で見れば得になる、という意味ですね。

佐賀弁では、“安物買いの銭失い”と同じ表現に、“いちみゃー惜しみの百すらい”という言葉があります。


佐賀のことわざ(2)

佐賀弁では「内弁慶」を“内はたがいの外ふすぼい”といいます。

「はたがい」は「幅を利かせている」というような意味です。


佐賀のことわざ(3)

佐賀弁には、“おやぁ〜似た、がめん子”ということわざがあります。

これは“瓜の蔓になすびはならぬ”と同じ意味です。


佐賀のことわざ(4)

佐賀弁には、“ふゆーぼーの重荷”ということわざがあります。

これは“下手の長糸”と同じ意味です。

「ふゆーぼー」は「怠け者、不精者」という意味です。

わたしは子供の頃、よく農作業の手伝いをさせられていましたが、嫌々やっていたので、父から、「ふゆーして、しゅんのあえよっ」と言われていましたが、この言葉の意味がわかりますか?


佐賀のことわざ(5)

佐賀弁に、“しいら穂の先走い”ということわざがあります。

「しいら穂」は、米粒の入っていない稲穂のことです。

この言葉の意味は、先走って事を起こしたり、発言したりする人には、実が伴わないというような意味でしょうか。


佐賀のことわざ(6)

佐賀弁に、“人のひだるさー、三年でんこらゆっ”ということわざがあります。

これは“他人事なら平気”という意味です。

「ひだるさ」は、「お腹がへること、飢え」で、「こらゆっ」は、「堪えることができる」という意味です。

1999.01.18

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