北風が身にしみる季節になりました。風邪など引かないように気をつけてくださいね。
というわけで、「ためになる佐賀弁講座」、第19回は、体調に関する言葉を紹介します。
佐賀弁では「病状が良くない」「本調子でない」ことを「ほんぽーになか」といいます。
「あまり良くない」という時は、「おろほんぽーか」といったりします。
この言葉は若い人はほとんど使わないようです。
出された料理などがあまり気に入らなかった時なども「おろほんぽーか」といいます。
佐賀弁では「咳をする」を「こつく」といいます。
図書館で調べたところによると、『今昔物語』に“粉をつく女”を“こつき女”としている箇所があるそうで、粉をつく音が咳の音によく似ているから「こつく」となったのでは、とのことです。
佐賀弁では、「おならをする」を「へぶっ」といいます。
“屁をひる”が訛ったものと思われます。
佐賀弁では、「血色が悪い人」のことを、「あおびゅーたん」といいます。
“びゅーたん”は瓢箪のこと。
佐賀弁では「ヨウ」の発音が「ユウ」に変わることがあります。
たとえば「○○しよう」は「○○しゅー」になります。
佐賀弁では、けがなどが「熱を持って痛みを感じる」ことを、「ひらーひらーすっ」といいます。
わたしも火傷したときなどに使います。
佐賀弁では、「下痢する」ことを、「たいかぶっ」といいます。
わたしは子供の頃、冬になるとみかんを1日10個くらい食べていたので、母からこう言われていました。
「そがんくーぎ、たいかぶっよっ」(そんなにたべたら、下痢するよ)
1998.12.09