第1138回 心が変わると景色が変わる 〜目の前の景色は〜

 平成26年 11月 13日〜

小学4年生の人が、「運動場」という詩を書いています。


せまいな、せまいな
といってみんな遊んでいる
朝の会のとき、石をひろわされると
ひろいな、ひろいな
とひろっている


おもしろいですね。
運動場はいつも同じ大きさです。
でも遊ぶときは、もっと動き回りたいので、狭く見えるのでしょう。
石を拾わされるときは、早く終わりたいので、広く見えるのでしょう。

どうやら、私たちの心が、運動場の大きさを変えているようです。

 同じ景色でも、一人ひとりの心の状態によって、見え方は違います。


ある人が、病気になったとき、「今年の桜は輝いていた」と言いました。
生きているのが当たり前だと思っていたけれども、
生きているのは不思議なことだったと気づくとき、
目の前の景色は輝いて見えたのでしょう。


あなたの景色は、輝いていますか。
                        (きたじま ぶんゆう)

               親子で読める「ほとけさまのお話」より



         


           私も一言(伝言板)