何のための国やねん

 言うまでもなく、
国家の第一任務は国民の生命、身体、財産を守ることである。国民は自分たちを守ってくれるからこそ、国家を信用するのである。しかしながら、実に実に情けないことながら、我が日本はこの重大な責務を果たせない国らしい。凶悪な少年犯罪は無罪同然、人格異常というただの根性悪のクズ野郎の犯罪も、色情狂の犯す変態犯罪もみんな社会や家庭や詰め込み教育や「心神耗弱」のせいだと言っては被害者とその家族を泣き寝入りにさせる。刑法改正に反対し、スパイ防止法案に反対し、少年法の改正にすら反対する「進歩的文化人」という名の左翼○○主義者の法律家やら精神科医やら一部のマスコミやらは、被害者やその家族に対して「報復は行けません報復は」と言い、挙げ句の果てには恩着せがましく、「私たちがサポートしてあげましょう」と宣う始末である。
 さて、現在、
我が国民の最大の関心事であり憤激に耐えないことは、何といっても某国による無辜の同胞の「誘拐・監禁・虐殺」事件である。我が国家は、他国の「工作員」に国民が連れ去られ殺されているにもかかわらず「消息を教えてください」とか「本人の意思を確認した上で帰国させてあげてください」とかお願いするのがやっとなのである。
「なんなんだ!この国は!」

 以前、他国が日本に攻めこんできたときには、
みんなで白旗を掲げて降服すればよい、などとぬかしたアホウな国会議員がいたが、全くその延長線上に我が国政府もいたのである。
 古代や中世ならともかく現代社会では、降服すれば命は保証される等と安易に考えている輩がいるようだ。しかし、
先の大戦終了間際、凶暴な火事場泥棒国家によって無辜の一般市民が陵辱、虐殺され兵隊達は連れ去られ奴隷にされたではないか(「シベリア抑留」)。バルカン半島で行われた、元○○党主による民族浄化はつい数年前のことではないか。今のままでは、一朝有事が勃発すれば、お偉いさん達や文化人様達は「国外逃亡」でもされるおつもりであろうが、一般の「中間層」やら「弱者」やら、つまり我々は置き去りにされ、殺されたり奴隷にされるかも知れないと言うことである。
「エエ加減にせんかい!!」

 古代西洋では国を守り闘う若い男から順に市民権が与えられていったという。
売国左翼どもに洗脳され、擬似的豊かさの中ですっかり骨抜きになってしまった大人達と、そのとき限りの刹那的な生き方に染まりきった若者が氾濫する我が国など、中国の李鵬首相(当時)の「20年もすれば日本なんか無くなっていますよ」との言葉通りの脆弱国家であること疑いなしである。○○主義者や独裁者による東アジア有事の時、政治といえば金儲けと経済しか考えず、嫌な事、危ない事から逃げまくり、つけは全部他人に回すことが当たり前の、百姓町人国家日本がその独立を保ち得ることが果たして出来るのだろうか。



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